2010年 07月 03日
梅雨明けしない奄美-一日目-開始2分で。 |
いつも通り午前5時に名瀬港に到着。鮫島先生と落ち合った後バイクを借りる。

今回借りたバイク。スズキのレッツ4という。5じゃないのね…。パーソナルネームは「あずにゃん3号」とした。1号、2号ではない理由は…分かる人だけ分かってください。この後あずにゃん3号に災難が降りかかることはまだ誰も知らない。
早速ネキのポイントまで案内していただく。到着は午前8時ごろ。先生は用事があるためここで一旦別れる。
あまり冴えない天気。しかしながらハナムグリやハチはある程度飛んでいる。適宜ネットインしていく。
ときどき怪しい影が見えるのでネットを振るも空振り。
そうこうしていると道の向こうから原付に乗った大学生風の方が二人やってきた。
挨拶するといつも読んでいる「琉大なまものブログ」のコウベシショウさんと同じく琉大生で「虫採り日記」のkamikiri_2005くんであった。訊けばこの先がモリヤイの某有名ポイントらしく、すでにkamikiri_2005くんはモリヤイを二頭採っていた。生まれてこのかた19年、ネキというものを初めてみたが言い知れぬ麗しさを持つ虫である。
時間も11時を回っておりネキの飛ぶ時間もあと僅かなのでASAP教わったポイントに向かう。
ゴールデンタイムが過ぎてしまっているせいか虫屋さんは僕のほかに一人だけ。
ここを飛ぶんですねーなんて話していたらシイの樹幹に先刻の怪しき影が。まさかね…なんて思いながらも慎重に狙いを定めて網を振るい手元に手繰り寄せる。網の中で「ジジジッ、ジジジッ」と羽音がする。ほぼ確信があったものの隣で張っている虫屋さんに「これですよね!?」と尋ね勝利を確定的なものにする。帰ってきた答えは「Affermative!」
Necydalis moriyai (3 Jul 2010 奄美市)
ついにやってしまった…
うわぁ~
生きててよかったぁ~!
足の力が抜けてその場にへなへなと座り込む。暫く心を落ち着かせて後写真を撮る。興奮のあまり気付けば100枚くらい撮ってしまっていた。それにしてもなんて綺麗な虫だろうか。
ポイントに着いて2分も経たないうちに採ってしまうとはひょっとして今回はついているかもしてない、と(この時点では)思っていた。11時半を少し回った頃だった。
午前中は雨だったためもう少しモリヤイは飛ぶかもしれないと思い、2時間ほど粘るも結局追加は得られなかった。

林道を戻っているとイジュが沢山咲いていてハナムグリやハチが沢山飛んでいる。
その中からエリトラを左右に開いて飛ぶハナムグリを見つけ出し、迷わず掬う。
Epitrichius lagopus(3 Jul 2010 奄美市)
アマミトラハナムグリが和名だが、エリトラに「北」の文字が入るため通称はキタコガネ。こっちの方が覚え易い。おかげで和名がいつまで経っても覚えられない。困ったものだ。
ツヤハナムグリなどをいくつか掬ったところで目標変更、kamikiri_2005君とともに例の赤いのを狙う。

原生林をひたすらに歩きまわる。が、何の手ごたえもなく終了。
ここでkamikiri_2005くんとは別れて僕は鮫島先生と灯火をしに。
ポイントに向かう林道を走っているとヘルメットに「コツン」と軽い衝撃があり道端に何かが落ちた。
原チャを降りて見に行くと…
おお!ミナミヤンマ!!
翅の前側が黒く縁どられており非常にかっこいいヤンマ。僕にとってはマルタンヤンマと同じくあこがれのトンボ。今回ひそかに狙っていたのだ。まさかこんな風にして採れるとは…。普通のヤンマではなく実はオニヤンマの仲間。また暫く林道を行くと今度は車体に衝撃。今度は普通のヤンマのようだ。その後も同じようにまた一頭追加した。
以外に効率の良い採集方法かもしれない。新しい採集法の誕生か?A-FIT(Active flight Interception Trap)と呼ぼう。

早速ネキのポイントまで案内していただく。到着は午前8時ごろ。先生は用事があるためここで一旦別れる。
あまり冴えない天気。しかしながらハナムグリやハチはある程度飛んでいる。適宜ネットインしていく。
ときどき怪しい影が見えるのでネットを振るも空振り。
そうこうしていると道の向こうから原付に乗った大学生風の方が二人やってきた。
挨拶するといつも読んでいる「琉大なまものブログ」のコウベシショウさんと同じく琉大生で「虫採り日記」のkamikiri_2005くんであった。訊けばこの先がモリヤイの某有名ポイントらしく、すでにkamikiri_2005くんはモリヤイを二頭採っていた。生まれてこのかた19年、ネキというものを初めてみたが言い知れぬ麗しさを持つ虫である。
時間も11時を回っておりネキの飛ぶ時間もあと僅かなのでASAP教わったポイントに向かう。
ゴールデンタイムが過ぎてしまっているせいか虫屋さんは僕のほかに一人だけ。

ここを飛ぶんですねーなんて話していたらシイの樹幹に先刻の怪しき影が。まさかね…なんて思いながらも慎重に狙いを定めて網を振るい手元に手繰り寄せる。網の中で「ジジジッ、ジジジッ」と羽音がする。ほぼ確信があったものの隣で張っている虫屋さんに「これですよね!?」と尋ね勝利を確定的なものにする。帰ってきた答えは「Affermative!」

ついにやってしまった…
うわぁ~
生きててよかったぁ~!
足の力が抜けてその場にへなへなと座り込む。暫く心を落ち着かせて後写真を撮る。興奮のあまり気付けば100枚くらい撮ってしまっていた。それにしてもなんて綺麗な虫だろうか。
ポイントに着いて2分も経たないうちに採ってしまうとはひょっとして今回はついているかもしてない、と(この時点では)思っていた。11時半を少し回った頃だった。
午前中は雨だったためもう少しモリヤイは飛ぶかもしれないと思い、2時間ほど粘るも結局追加は得られなかった。

林道を戻っているとイジュが沢山咲いていてハナムグリやハチが沢山飛んでいる。
その中からエリトラを左右に開いて飛ぶハナムグリを見つけ出し、迷わず掬う。

Epitrichius lagopus(3 Jul 2010 奄美市)
アマミトラハナムグリが和名だが、エリトラに「北」の文字が入るため通称はキタコガネ。こっちの方が覚え易い。おかげで和名がいつまで経っても覚えられない。困ったものだ。
ツヤハナムグリなどをいくつか掬ったところで目標変更、kamikiri_2005君とともに例の赤いのを狙う。

原生林をひたすらに歩きまわる。が、何の手ごたえもなく終了。
ここでkamikiri_2005くんとは別れて僕は鮫島先生と灯火をしに。
ポイントに向かう林道を走っているとヘルメットに「コツン」と軽い衝撃があり道端に何かが落ちた。
原チャを降りて見に行くと…

おお!ミナミヤンマ!!
翅の前側が黒く縁どられており非常にかっこいいヤンマ。僕にとってはマルタンヤンマと同じくあこがれのトンボ。今回ひそかに狙っていたのだ。まさかこんな風にして採れるとは…。普通のヤンマではなく実はオニヤンマの仲間。また暫く林道を行くと今度は車体に衝撃。今度は普通のヤンマのようだ。その後も同じようにまた一頭追加した。
以外に効率の良い採集方法かもしれない。新しい採集法の誕生か?A-FIT(Active flight Interception Trap)と呼ぼう。
by benten22
| 2010-07-03 23:13