2010年 04月 10日
橋上の決戦 |
今日は生研の活動として(まだ正式な部員ではないのだけれど)霧島山系の某所まで行ってきた。
7時半に部室に集合、4人乗りの車に5人で乗り込み出発。
魚屋のS先輩の運転で快調に飛ばしていたところ、ネズミ捕りに捕まってしまった。そういえば今月は交通安全月間。
先輩が切符を切られている間に虫屋の先輩と周りを散策し、ちゃっかり採集。
僕が斑紋の変わったアゲハを先輩がサツマシジミをそれぞれ採る。
帰ってきたS先輩は一切速度オーバーすることなく目的地まで運転。
第一ポイントではカエデの花が好調で様々な甲虫が採れた。コジマヒゲナガが一番のヒット。
また、道の曲がり角に野イチゴが生えており、葉上にシロオビナカボソタマムシがわんさか付いていた。
写真を撮ろうと思って車に戻ってカメラを取り出すと妙に軽い、バッテリーを入れ忘れてしまっていた…。
少し移動して川の近くに、先輩たちは釣りをするのだそう。
僕と虫屋の先輩はまた別のポイントへ送ってもらう。
ここではムカシトンボが採れるらしい。時期が少し早すぎるかもしれないと思いつつムカシトンボが行き交うという橋の上で待機。小さい羽虫が沢山飛んでいる。これを餌にしているのだろう。
20分程経っただろうか、川の左岸側の林道からカゲロウのような、しかし明らか異なるスピードで飛んでくる虫が。迷わずネットを振るうが空振り。一瞬の出来事だったがしっかりとトンボの形をしているのが見えた。
メマトイの襲来に怯みつつも時々通りかかるスギタニルリシジミやイカリモンガを採りながら再度の飛来に備える。
10分ほどして2度目の飛来。今度も空振り、聞いていた通りに確かに速いが、たまに捕食のためにスピードを緩めるのでそこが狙い目のようだ。
ここから暫く飛来がなくなる。ミヤマカラスやサカハチチョウを採る。また、何気なく掬った赤い甲虫はベニヒラタムシだった。これは嬉しい。
2度目の飛来から20分、3度目の飛来、通せんぼして速度を落とさせることに成功するもまた空振り。
4度目の飛来はそれから約5分後。今度は向こうから採り易いコースに飛んできてくれた。
息を止めてネットを一閃。今度は確実に入った、ネットからジャリジャリ音がする。
均翅不均翅亜目の特徴であるサナエトンボ様の胴体とイトトンボ様の翅が素敵。
16時半すぎのことであった。
直後に僕らを拾いに来たS先輩が合流、すぐに一度に2匹飛んできたが、焦ってしまい3人とも手が出ずとり逃がしてしまう。そしてここでタイムオーバー。釣り組を迎えに行って帰路に就く。
帰りももちろん安全運転。
ムカシトンボはもちろんのこと、地味に好きなイカリモンガやベニヒラタムシが採れてとても満足な採集だった。
7時半に部室に集合、4人乗りの車に5人で乗り込み出発。
魚屋のS先輩の運転で快調に飛ばしていたところ、ネズミ捕りに捕まってしまった。そういえば今月は交通安全月間。
先輩が切符を切られている間に虫屋の先輩と周りを散策し、ちゃっかり採集。
僕が斑紋の変わったアゲハを先輩がサツマシジミをそれぞれ採る。
帰ってきたS先輩は一切速度オーバーすることなく目的地まで運転。
第一ポイントではカエデの花が好調で様々な甲虫が採れた。コジマヒゲナガが一番のヒット。
また、道の曲がり角に野イチゴが生えており、葉上にシロオビナカボソタマムシがわんさか付いていた。
写真を撮ろうと思って車に戻ってカメラを取り出すと妙に軽い、バッテリーを入れ忘れてしまっていた…。
少し移動して川の近くに、先輩たちは釣りをするのだそう。
僕と虫屋の先輩はまた別のポイントへ送ってもらう。
ここではムカシトンボが採れるらしい。時期が少し早すぎるかもしれないと思いつつムカシトンボが行き交うという橋の上で待機。小さい羽虫が沢山飛んでいる。これを餌にしているのだろう。
20分程経っただろうか、川の左岸側の林道からカゲロウのような、しかし明らか異なるスピードで飛んでくる虫が。迷わずネットを振るうが空振り。一瞬の出来事だったがしっかりとトンボの形をしているのが見えた。
メマトイの襲来に怯みつつも時々通りかかるスギタニルリシジミやイカリモンガを採りながら再度の飛来に備える。
10分ほどして2度目の飛来。今度も空振り、聞いていた通りに確かに速いが、たまに捕食のためにスピードを緩めるのでそこが狙い目のようだ。
ここから暫く飛来がなくなる。ミヤマカラスやサカハチチョウを採る。また、何気なく掬った赤い甲虫はベニヒラタムシだった。これは嬉しい。
2度目の飛来から20分、3度目の飛来、通せんぼして速度を落とさせることに成功するもまた空振り。
4度目の飛来はそれから約5分後。今度は向こうから採り易いコースに飛んできてくれた。
息を止めてネットを一閃。今度は確実に入った、ネットからジャリジャリ音がする。
均翅不均翅亜目の特徴であるサナエトンボ様の胴体とイトトンボ様の翅が素敵。
16時半すぎのことであった。
直後に僕らを拾いに来たS先輩が合流、すぐに一度に2匹飛んできたが、焦ってしまい3人とも手が出ずとり逃がしてしまう。そしてここでタイムオーバー。釣り組を迎えに行って帰路に就く。
帰りももちろん安全運転。
ムカシトンボはもちろんのこと、地味に好きなイカリモンガやベニヒラタムシが採れてとても満足な採集だった。
by benten22
| 2010-04-10 16:01