2010年 12月 23日
B.L.T. |
いつもどうでもいいことばかり書いている僕のブログですが(あらかじめ断っておきますがこのブログはもう虫ブログではありませんので。。。(笑))、たまには真面目ネタ。
僕はルッキングなどの根気が必要な採集がへたくそ(というよりできない)なのでトラップを多用するのですが、今年使ってみてよかったなと思ったものがこれ。
ボックスライトトラップ(B.L.T.)と呼ばれる設置型のライトトラップ。昨年あたりから気になっていてネットなどで頑張って調べたのですが、なかなか情報が出てこなくて苦労し、虫屋の先輩や知り合いの方にヒントをもらって作ったものがこれ。ネット上に情報が少ないのでどなたかの参考になればと思い紹介します。ちなみにベランダの地面の黒いのは桜島の灰です。非鹿児島人の方へのそこまで嬉しくないサービスショット。
ハンガーとその下のパッカンバケツはこのように結束バンドで固定。 パッカンバケツは釣り具屋で315円の安物。そして要のライト本体は100円ショップで「2ウェイライト」という商品名で販売されているもの。残念ながら100円ではなく420円でした。 電池はエネループです。エコです。(電池を一晩で使い切るのでお財布的な意味で。充電式にしたところでどっちにしろ環境破壊)これをここぞ!というところにぶら下げます。必要に応じてバケツ内に酢酸や洗剤などを水に混ぜた固定液を。あまりたくさん仕掛けたことはないので何とも言えませんが林内でも外でも効果があるみたいです。特に月明かりが出ている時は林内に仕掛けたほうが(少しだけ)良いような気がします。 一晩仕掛けるとこんな感じです。 たまにこんなの。。@口永良部。
よくケミカルランプが良いと言われるので使ってみましたが、蛾ばかりで甲虫は白色灯の方が成果が良いような気がしました。ちなみに蛾は暴れて鱗粉が飛ぶので標本になりません。知り合いの蛾屋さんによると蛾の方が波長が高い光に反応しやすいのだとか。なにかこのあたりのことをご存知の方がいらっしゃいましたらご教示ください。
おまけ 口永良部での採集風景。
僕はルッキングなどの根気が必要な採集がへたくそ(というよりできない)なのでトラップを多用するのですが、今年使ってみてよかったなと思ったものがこれ。
ハンガーとその下のパッカンバケツはこのように結束バンドで固定。
よくケミカルランプが良いと言われるので使ってみましたが、蛾ばかりで甲虫は白色灯の方が成果が良いような気がしました。ちなみに蛾は暴れて鱗粉が飛ぶので標本になりません。知り合いの蛾屋さんによると蛾の方が波長が高い光に反応しやすいのだとか。なにかこのあたりのことをご存知の方がいらっしゃいましたらご教示ください。
おまけ
by benten22
| 2010-12-23 20:30